日本医療ガス学会

Japanese Society for
Medical Gases

English
機関誌・出版物
Medical Gases Vol.26-1
発行者:日本医療ガス学会
発行日:2024年6月1日

*第23巻より、電子ジャーナルでの公開のみとなります。

Medical Gases

お知らせ

2021/08/02 「Medical Gases Vol.23-1 特集:病院のBCP策定に必要な医療ガスの知識」発刊のご案内

J-STAGに公開いたしましたので、病院でのBCP作成にご活用ください。

理事長挨拶

阪神・淡路大震災から四半世紀が過ぎ、東日本大震災から10年を経ました。しかし、これまでは災害と言えば地震や台風でしたが、近年は予想をはるかに超えた規模の災害や、いままでに経験をしたことのないような種類の災害が発生しております。このような災害に対応するために、各施設には業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定が求められています。

医療ガスは病院にとっては無くてはならない大変重要なインフラですが、BCPに医療ガスが盛り込まれることは少なく、内容も乏しい状態と言えます。その原因として、医療ガスに対する関心が薄いだけでなく、医療ガスに関するBCPの情報が少なく、知識も不足していることがあげられます。また、医療ガスは他の医薬品とは異なり、日本薬局方、医薬品医療機器等法に加えて、高圧ガス保安法によっても規制されているため、これらの法に対する知識と対策が必要となります。さらには医療ガスには医師、看護師、臨床工学技士に留まらず、病院事務、販売・メインテナンス業者などの幅広い職種や業種の関与があるので、多職種による知識の共有と協働作業となるBCPの策定が必要となります。そこで、日本医療ガス学会では機関誌Medical Gasesに「病院のBCP策定に必要な医療ガスの知識」に関する特集号を組むことにしました。

J-STAGEに公開いたしましたので、病院でのBCP作成に役立たせていただければ幸いと存じます。

なお、学会ホームページに、災害対策のパワーポイントをアップいたしましたので、併せてご利用ください。

末筆となりましたが、執筆にご協力いただきました著者の皆様には心より御礼申し上げます。

2021年7月吉日
日本医療ガス学会
理事長 武田純三

Medical Gases Vol.23-1 目次

はじめに
慶應義塾大学 名誉教授 武田 純三
災害拠点病院と医療施設に係る BCP ガイドライン
慶應義塾大学 名誉教授 武田 純三
これまで発生した災害時の医療ガスの被害事例と日本産業・医療ガス協会の取組み
一般社団法人日本産業・医療ガス協会 専務理事 加藤 尚嗣
ライフライン確保~酸素の確保~
東京歯科大学市川総合病院 麻酔学 小板橋 俊哉
ライフライン確保~電源の確保~
秋田県立循環器・脳脊髄センター 麻酔科 西野 京子
ライフライン確保~水の確保~
秋田県立循環器・脳脊髄センター 麻酔科 西野 京子
ライフライン確保~吸引、圧縮空気~
秋田県立循環器・脳脊髄センター 麻酔科 西野 京子
日常行っておくべき点検、訓練、準備
国立病院機構静岡医療センター 小澤 章子
発災時の対応~医療ガスを使用している患者の安全確保/医療ガス供給設備の緊急点検の実施~
群馬大学大学院医学系研究科 麻酔神経科学分野 齋藤 繁
発災時の対応~酸素~
東京都済生会中央病院 麻酔科 佐藤 暢一
災害時のHOT患者への対策~病院の対策~
石巻赤十字病院 矢内 勝、小林 誠一
災害時のHOT患者への対策~日本産業・医療ガス協会の対策、サービス事業者の対策、
行政の対策(登米市のマニュアルを参考に)~
一般社団法人日本産業・医療ガス協会 専務理事 加藤尚嗣

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